
横浜市でマンション売却相場はどう変化する?相場の目安と価格動向を紹介
マンションを横浜市で売却しようと考えたとき、「今の相場はどれくらいだろう?」と疑問に思われる方が多いのではないでしょうか。実際、売却価格は築年数や立地、面積、エリアによって大きく異なります。本記事では、横浜市におけるマンション売却相場の全体像から、エリア別・築年数別のポイントまで、分かりやすく解説します。大切な資産を納得の価格で売るために、「どんな基準で相場を見て準備すればよいのか」も具体的にご紹介します。売却成功に一歩近づくためのヒント、ぜひご覧ください。
横浜市におけるマンション売却相場の全体像と近年の傾向
横浜市のマンション売却相場を把握することは、売却を検討中の方にとって大切な第一歩です。以下に、信頼性の高いデータをもとに、全体の相場感や近年の動向をご紹介します。
| 項目 | 数値 | 補足 |
|---|---|---|
| 2024年1~3月平均 平米単価 | 約60.11万円/㎡ | 前年から前年比+3.31%の上昇 |
| 2024年 同期 中古マンション 平均売却価格 | 約3,809万円 | 1K~4LDKまで含む総平均 |
| 2025年全体 平米単価 | 約60.8万円/㎡ | 前年比−1.1%の小幅下落 |
まず、2024年1~3月期のデータによれば、横浜市の中古マンションの1㎡あたり平均単価は約60.11万円でした。これは前年から約3.31%上昇しており、市場はやや堅調に推移していたことがうかがえます。また、同時期の平均売却価格は約3,809万円となっており、一般的な間取りタイプを含めた平均水準として参考になります。なお、これらは国土交通省の取引価格データをもとに独自集計した数値です。
一方、2025年の年間平均で見ると、平米単価は約60.8万円/㎡、わずかではありますが前年に比べて1.1%下落しています。この数値は、6,505件の取引事例に基づいており、売却全体の傾向としてご参考いただけます。
このように、近年は相場がやや上昇から横ばい、あるいは微減へと推移しているものの、大きな変化はなく、横浜市のマンション市場は比較的安定しています。
なお、㎡単価や平均価格は、築年数や専有面積、間取りによって大きく変動します。この点は次の見出しで詳しくご説明いたします。
エリア別に見る横浜市内のマンション売却相場
横浜市内では、区ごとにマンションの売却相場が大きく異なります。以下は、最新の公的データや複数の信頼性の高い情報源に基づき、主な区の㎡(平方メートル)単価と平均的な売却価格を比較した表です。
| 区名 | ㎡単価(万円/㎡) | 平均売却価格(万円) |
|---|---|---|
| 西区 | 89.66 | 約5,043 |
| 中区 | 85.92 | 約4,639 |
| 神奈川区 | 74.46 | 約4,132 |
上表は「横浜市のマンション売却価格相場|神奈川県|2024年[令和6年]」によるもので、西区は㎡単価および平均売却価格ともに市内最高水準であり、中区や神奈川区も高値で取引されているエリアです 。
また、別の情報源では、2025年1月時点で西区の3LDKでは約6,274万円、80㎡クラスでは約7,057万円という具体的な参考価格が示されています。中区や神奈川区も順位に入っており、売却時の参考になります 。
さらにRoom Match編集部による2026年1月時点の相場では、㎡単価として西区が55.59万円/㎡、中区が48.20万円/㎡、青葉区が42.15万円/㎡、港北区が40.80万円/㎡、神奈川区が38.50万円/㎡という結果が示されています。エリアによって㎡単価に大きな差があることが分かります 。
このように、横浜市内では中心部に近く利便性の高いエリアほど㎡単価や売却価格が高くなる傾向があります。特に西区・中区・神奈川区は高値で取引されるエリアとして注目されます。
築年数や間取り・専有面積別の売却相場の目安
以下は、横浜市でマンション売却を検討されている方向けに、築年数や間取り・専有面積ごとの相場をわかりやすくまとめた情報です。ご自身のマンションに近い条件を参考に、売却価格の目安としてご活用いただけます。
| 項目 | 条件 | 目安の㎡単価や価格 |
|---|---|---|
| 築年数別(築10年・専有面積70㎡) | 築5年:新しい物件 | 約5,179万円(坪単価245万円) |
| 築年数別(同左) | 築30年 | 約4,042万円(坪単価191万円) |
| 専有面積別(築10年) | 20㎡ | 約1,388万円(坪単価229万円) |
① 【築年数別の目安】
LIFULL HOME’SのAI査定によると、例えば専有面積70㎡のマンションでは、
・築5年でおよそ5,179万円(坪単価245万円/㎡単価約71万円)
・築30年でおよそ4,042万円(坪単価191万円/㎡単価約61万円)
と、築浅ほど単価が高くなる傾向が見られます。築年数が進むごとに価格は下がりますが、立地や管理状態によって変動する可能性もあります。
② 【専有面積別の傾向(2023年度)】
東日本不動産流通機構の2023年度データでは、
・70~80㎡では㎡単価が高く、1㎡あたり69.25万円で、売却価格はおよそ5,129万円。
・80~100㎡では㎡単価がやや下がり61.57万円、価格はおよそ5,324万円。
ファミリー向けの3LDK(70~80㎡)が最も高い需要と単価を持つ傾向が見られます。
③ 【間取り別の傾向】
横浜市全体では、間取りによって㎡単価に違いが見られます。
・1LDK/1DKは㎡単価が59.22万円で価格約2,446万円。
・2DK/2LDKは58.42万円で価格約3,654万円。
・3DK/3LDKは53.45万円で価格約3,931万円。
部屋数が増えるごとに専有面積が広がり総価格は上がりますが、㎡単価としてはやや下がる傾向となっています。
以上のように、築年数が浅いほど高価格になる傾向や、70~80㎡の専有面積帯、3LDKあたりが需要と単価面で有利な条件であることが見て取れます。ご自身のマンションの条件に近い項目をご参考に、売却価格の大まかな目安としてお役立てください。
売却を検討する際に押さえておきたい相場の見方と準備ポイント
横浜市でマンションの売却を考えているなら、まずは相場の見方と事前準備をしっかり理解しておくことが大切です。
㎡単価や平均売却価格を理解する
横浜市の中古マンション市場は、近年、㎡単価および売却価格が上昇傾向にあります。たとえば、2024年の平均売却価格はおおよそ3,639万円、㎡単価は約59万円でした。これは2020年の49万円から大幅な上昇です 。また、2025年1月時点では、横浜市全体の平均㎡単価が38.62万円となっており、特に西区(みなとみらい・横浜駅周辺)では55.59万円/㎡と高めの傾向が見られました 。こうした数字を、自分のマンションにあてはめることが相場観をつかむ第一歩です。
売却準備として知っておきたい物件情報
相場を正しく把握するには、以下のような物件の概要をあらかじめ整理しておく必要があります:
| 項目 | 内容の例 |
|---|---|
| 築年数 | たとえば築5年以内であれば㎡単価は高く、築30年超では大きく下がる傾向にあります 。 |
| 専有面積・間取り | 面積帯や間取りによって価格差があり、例として1LDKは㎡単価約72万円、3LDKは61万円程度となっています 。 |
| 立地条件 | 駅からの距離や区(たとえば西区・中区など)によって価格が大きく変動するため要確認です 。 |
これらを整理すると、相場をふまえた価格の概算をするうえで判断材料になります。
相場を踏まえた売却タイミングと価格設定の考え方
今のタイミングは「売りやすいが価格は頭打ち」になりつつある局面とも言えます。2024年は前年同期比で約7.9%価格が上昇しましたが、2025年以降は横ばい圏に入ったとの見方もあります 。そのため、なるべく早めの売却検討がすすめられます。
なお、売り出しの時期としては、2~4月や9~11月が最も動きやすく、8月は需要が低めという特徴もあります 。この点をふまえて、売却の時期と価格帯を仮に組み立ててみましょう。
まとめると、相場をふまえた売却準備には、㎡単価や売却価格の理解、物件情報の整理、そして売却時期の見極めが重要です。こうした観点を押さえることで、適切な価格設定とスムーズな売却活動につなげることができます。
まとめ
横浜市でマンションの売却を検討する際は、地域や築年数、間取り、専有面積によって相場が大きく異なることを理解することが重要です。相場の目安を知ることで、ご自身の物件の特徴に合わせた適切な価格設定や売却時期の判断がしやすくなります。売却準備では、マンションの基本的な情報を正確に把握し、相場を冷静に見る姿勢が求められます。今後の資産計画をより良いものにするためにも、ぜひ慎重な準備と情報収集を心がけてみてください。
